シミズ ヨシヒサ
  清水 慶久
   所属   医療保健学部 医療技術学科
   職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2015/06
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 Sources of variation analysis and derivation of reference intervals for ALP, LDH, and amylase isozymes using sera from the Asian multicenter study on reference values
執筆形態 共著
掲載誌名 CLINICA CHIMICA ACTA
掲載区分国外
出版社・発行元 ELSEVIER SCIENCE BV
巻・号・頁 446,pp.64-72
総ページ数 9
担当範囲 試料分析・データ解析および総括
担当区分 筆頭著者
著者・共著者 Yoshihisa Shimizu,Kiyoshi Ichihara
概要 我々は、国際臨床化学連合(IFCC)およびアジア太平洋臨床生化学連合(APFCB)との企画で、東・東南アジアにおいて大規模な基準範囲の調査を行った。その方法は、全試料を用いて、LD,ALP,AMYアイソザイム分析を実施し、各分画のアイソザイムの基準範囲・年齢差・性差・地域差について検討した。
 その結果、性差・年齢差を考慮しない基準範囲(日本)は、LD1 21~41(%), LD2 31~42(%), LD3 18~25(%), LD4 1~17(%), LD5 2~14(%), ALP2 19~60(%), ALP3 32~79(%), S-AMY 37~84(%), P-AMY 18~65(%)であった。また、分析項目ごとの知見については、①LDの加齢変化を、LD1, 2, 3に限って男女異なる形で認めること,②ALPの加齢変化が、ALP2とALP3で全く異なり、加えてALP2には地域差が存在すること,③AMYの加齢変化をP型でのみ認めること,またP型AMYには血液型(O型・B型)依存性が存在すること等、検査診断学的に重要な新しい知見を数多く得ることができた。
DOI 10.1016/j.cca.2015.03.034
ISSN 00098981
Put Code(ORCID) 24917025
PermalinkURL http://www.scopus.com/inward/record.url?eid=2-s2.0-84928155896&partnerID=MN8TOARS
researchmap用URL http://orcid.org/0000-0001-7282-2968