シミズ ヨシヒサ
清水 慶久 所属 医療保健学部 医療技術学科 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2019/09 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Elucidation of stability profiles of common chemistry analytes in serum stored at six graded temperatures |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Clinical Chemistry and Laboratory Medicine |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 57,pp.1388-1396 |
総ページ数 | 9 |
担当範囲 | 全試料分析・データ解析ならびに総括 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | Yoshihisa Shimizu,Kiyoshi Ichihara |
概要 | 本研究では、正確に温度設定が可能なインキュベータを用い、7段階の温度設定により、血清検体の保存温度が臨床検査値に及ぼす影響を調査した。その結果、AMYとTGの測定値は、全温度条件において2月間安定で変化しなかった。ALP、CK、HDL-C、LDL-C、TBil、GGTの測定値は4℃以下であれば1月間安定であったが、その後軽度低下傾向を認めた。一方、25℃ではいずれも漸減(CK、TBilは強い減少)傾向を認めた。
AST、ALTの活性は、‒30℃以下と0℃と4℃では1月間安定で、その後軽度低下した(特にALT)。それに対して、‒10℃と25℃では活性が明瞭に漸減した。LDHの活性は‒20℃以下では安定だが、‒10℃、0℃、4℃では直線的に減少し、その程度は‒10℃で最も著明であった。一方25℃では最初の2週間安定であったが以降漸減した。することなど、今まで知られていなかった各酵素における温度依存性について報告した。 |
DOI | 10.1515/cclm-2018-1109 |
ISSN | 14346621 |
PMID | 30860975 |
PermalinkURL | https://www.scopus.com/inward/record.uri?partnerID=HzOxMe3b&scp=85063104908&origin=inward |