シミズ ヨシヒサ
  清水 慶久
   所属   医療保健学部 医療技術学科
   職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2017/04
形態種別 学術論文
査読 査読あり
標題 A global multicenter study on reference values: 2. Exploration of sources of variation across the countries
執筆形態 共著
掲載誌名 CLINICA CHIMICA ACTA
掲載区分国外
出版社・発行元 ELSEVIER SCIENCE BV
巻・号・頁 467,pp.83-97
総ページ数 15
担当範囲 生体情報収集ならびにデータ解析
国際共著 国際共著
著者・共著者 Kiyoshi Ichihara,Yesim Ozarda,Julian H. Barth,George Klee,Yoshihisa Shimizu,Liangyu Xia,Mariza Hoffmann,Swarup Shah,Tandi Matsha,Janette Wassung,Francois Smit,Anna Ruzhanskaya,Joely Straseski,Daniel N. Bustos,Shogo Kimura,Aki Takahashi
概要 本研究の基本戦略は、正確に値付けしたパネル血清を全参加国のラボに配布し、その共通測定によりRVs (Reference Values)を校正しその標準化を達成することである。さらに、標準化未対応検査も回帰直線で施設間差を調整し、任意の参加国の基準値に他の国の値を揃えることで国際間比較を可能とした。調査は、主要臨床検査項目50項目を対象に実施し、世界12ヶ国、13,396名の健常者を対象とした。このRVs (Reference Values)の校正には、臨床化学23項目、免疫化学8項目を用い、年齢、BMI、飲酒・喫煙などとの関連を調査した。
 その結果、①多くの検査で大きな国間差を認め、世界共通のRVsとできる検査項目は限られる,②どの国でもパラメトリック法で安定してRVsが求まるが、ノンパラメトリック法ではRVs が極端値に影響されやすい,③基準値の分布型は検査項目毎に決まっており、分布型に国間差はない,④栄養・炎症・筋肉マーカー検査には潜在異常値除外法の適用が必要である,⑤検査の性差・年齢差に人種・国間差を認めないが、BMIの検査値への影響度に国間差を認めることなどが、明らかとなった。
DOI 10.1016/j.cca.2016.09.015
ISSN 00098981
PMID 27666762
PermalinkURL https://www.scopus.com/inward/record.uri?partnerID=HzOxMe3b&scp=85020668326&origin=inward