シミズ ヨシヒサ
清水 慶久 所属 医療保健学部 医療技術学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/10 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
招待論文 | 招待あり |
標題 | アロマセラピーの香り成分の違いが 自律神経系に与える影響について |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 地域ケアリング |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 21(11),68-71頁 |
総ページ数 | 4 |
担当範囲 | 生体計測・データ解析ならびに総括 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 清水慶久 |
概要 | 従来、文献的には柑橘系の香りは、交感神経に優位に作用すると考えられてきたが、被験者本人の認識・自覚とは一致しない傾向が数例で見られた。今回の基礎研究では、一定時間の周期で5種類の香りを変化させることにより、自律神経系の変動要因の解析を試みた結果、各個人の香りに対する嗜好に加え、性別の違いによるアロマに対する、異なる自律神経系への潜在的反応の存在が示唆された。
また、本人が自覚していない香り(アロマ)に対しても、副交感神経が優位に反応する例も見られたことから、アロマセラピーを効率的に実施するには、男女差を考慮した上で、対象者の生活習慣、香りの嗜好調査を同時に行い、より詳細な潜在的自律神経反応を明らかにすることが重要である。 |