オキムラ ケイコ
Keiko Okimura
興村 桂子 所属 薬学部 薬学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/09 |
形態種別 | 紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 4年次生に対するPBL(問題解決型学習)の授業アンケートによる自己評価と課題 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 北陸大学紀要 |
掲載区分 | 国外 |
出版社・発行元 | 北陸大学 |
巻・号・頁 | (47),1-10頁 |
総ページ数 | 10 |
著者・共著者 | 野村政明、石川和宏、大本まさのり、大栁賀津夫、岡田守弘、杉山朋美、岡本晃典、興村桂子、荒川由紀美、佐藤栄子、村山寛子、北山朱美、笹山 潔、杉本智美、坪内清貴、浜野邦彦、後藤義之、久保杏奈、嶋田千穂 |
概要 | 4年次後期科目である「医療薬学(コミュニティーファーマシー)」、及び4年次科目「総合演習IV」の一部のコマにて実施したプログラムにおいて、実務実習で実際に指導している地域の薬剤師と協力して、実務実習において標準的に携わることが求められる疾患「代表的な8疾患」について、実際の症例を用いて「問題解決型学習:problem-
based learning (PBL)」を実施し、アンケートを実施した。 アンケート結果全体としては学生の授業の満足度や授業の到達目標の達成度が高く、アンケートの自由記載欄の記述にも『薬剤師としての実践的な考え方が理解できた』との回答が多く認められ、臨床現場の第一線で活躍している薬剤師の視点や症例解析講義は、実務実習前の準備教育として学生にとって有益な授業であったと考える。「薬剤師としての臨床的思考力を身につける」という授業の目的は、実務実習のような実践で経験して少しずつ身につけていくものであるが、実践的症例からこれまでの知識を統合して自ら答えを見つけていくトレーニングは重要であり、アンケート内容を基に改善を図り、実践的能力の高い薬剤師の育成に効果的と信じることができる。 |