シミズ ヨシヒサ
清水 慶久 所属 医療保健学部 医療技術学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996/06 |
形態種別 | 学術論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 抗体検査標準化の方向性 -ASO標準化の方向性- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | (社)兵庫県臨床検査技師会, Rokko '96 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | I -1-I -16頁 |
総ページ数 | 16 |
担当範囲 | データ解析および総括 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 清水慶久 |
概要 | 免疫血清学的検査が自動分析機により光学的に測定されることは、検査の迅速化、省力化に役立つことは言うまでもない。しかし、ASOは従来、毒素中和反応の抗体活性で測定されていたものを、抗体タンパク量測定に変更したにも拘わらず、測定値は従来のTodd単位に近似した値を用いている。
また、SLOには20種類近い等電点(pI)の異なる成分があり(主要活性部分はpI=6.0および7.5付近)、1結合単位の溶血力価も異なる。さらに、正常血清に対する各種SLO製品の免疫電気泳動における反応性にも差が見られる。以上のことを考え合わせると、現時点におけるASOの標準化は困難であると考えられる。 |