ショウサク タカコ
少作 隆子 所属 医療保健学部 理学療法学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014 |
形態種別 | 総説 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 【生命を支える脂質-最新の研究と臨床】 脂質メディエーターと受容体・産生酵素 2-アラキドノイルグリセロールの逆行性シグナルとしての役割 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 医学のあゆみ |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 248(13),1009-1013頁 |
概要 | 本総説は、脂質メディエータの働きをまとめた「医学のあゆみ」の特集号の中で、脳内マリファナとも呼ばれている2-アラキドノイルグリセロールについて、その産生と働きの分子メカニズムを紹介したものである。マリファナの有効成分THCの受容体として発見されたカンナビノイド受容体は、その内在性リガンドである内因性カンナビノイドを介して、逆行性シナプス伝達調節に関与していることが最近明らかとなった。本総説では、逆行性シグナルとして働く内因性カンナビノイドの分子実体が2-アラキドノイルグリセロールであり、それがどのように生成・放出され、シナプス伝達調節に寄与しているのかを解説している。 |