ショウサク タカコ
少作 隆子 所属 医療保健学部 理学療法学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2002 |
形態種別 | 総説 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 【イオンチャネルの最前線】 臓器でのイオンチャネルの働きと疾患 グルタミン酸受容体チャネルとシナプス可塑性 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 医学のあゆみ |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 201(13),1123-1127頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 少作隆子,狩野方伸 |
概要 | 本総説は、イオンチャネルと疾患の関係をまとめた特集号の中で、グルタミン酸受容体チャネルとシナプス可塑性との関係をまとめたものである。グルタミン酸は中枢神経系における主要な興奮性神経伝達物質であり、チャネル型グルタミン酸受容体を活性化してシナプス伝達を行う。シナプス伝達の強さは固定されたものではなく、条件により長期にわたって増強されたり(長期増強:LTP)抑圧されたり(長期抑圧:LTD)する。このようなシナプス可塑性が学習・記憶の基礎過程の一つである。本総説では、もっとも盛んに研究が行われている海馬CA1領域のLTPとLTDの分子機構について解説している。 |