ショウサク タカコ
少作 隆子 所属 医療保健学部 理学療法学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001 |
形態種別 | 総説 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | カンナビノイド受容体と逆行性シグナル伝達 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Clinical Neuroscience |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 19(12),1431-1432頁 |
著者・共著者 | 前島隆司,少作隆子,狩野方伸 |
概要 | 本総説は、脳内カンナビノイド受容体が、シナプス後ニューロンからシナプス前ニューロンへの逆行性シグナルの受容体として働くことでシナプス伝達調節に関わっていることを示す最近の研究を紹介したミニレビューである。マリファナなどの大麻加工品を摂取すると様々な精神作用を生じる。これは、有効成分のTHCが体内に存在するカンナビノイド受容体に作用して生じる。脳には高濃度にカンナビノイド受容体が存在するが、その生理的役割については長い間不明であったが、2001年になり初めてその役割が逆行性シナプス伝達調節であることが発見された。これらの研究内容を紹介している。 |