ショウサク タカコ
少作 隆子 所属 医療保健学部 理学療法学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001 |
形態種別 | その他刊行物 |
標題 | 生理学実習法 ポリエチレンチューブによる心筋細胞活動電位の記録 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本生理学雑誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 63(4),87-91頁 |
著者・共著者 | 少作隆子,野間昭典 |
概要 | 本総説は、生理学実習の1項目を紹介したものである。学生に活動電位というものを理解させる近道は、活動電位を実際に見せることである。しかし、活動電位の細胞内記録には、高価な装置が必要であったり、あるいは熟練した技術が必要であったりし、学生実習に不向きな場合が多い。ここでは、複雑な実験セットや熟練した技術などを必要とせず、簡単に活動電位が記録できる実習を紹介している。比較的口径の大きな吸引電極による活動電位の記録は心臓から活動電位波形を記録するために古くから行われてきた方法であり、その方法が簡単であるため、学生実習にも応用することができる。既にこの実習は、長年九州大学生理学教室において行われてきたものである。また、その後他のいろいろな大学で取り入れられ、大学毎に独白の変更がなされてきている。ここでは、この方法の開発者の許可を得た上で、金沢大学の生理学実習で使われているバージョンを紹介している。 |