北翔大学・北翔大学短期大学部 教員情報 | |
ヨシダ マサヒロ
Masahiro Yoshida
吉田 昌弘 所属 生涯スポーツ学部 スポーツ教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2011/03 |
形態種別 | 研究紀要 |
標題 | Draw-inによる腹横筋および内・外腹斜筋の筋厚変化 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 北翔大学生涯スポーツ学部紀要 |
巻・号・頁 | (2),63-70頁 |
著者・共著者 | 吉田昌弘、盛智子、吉田真 |
概要 | 般的にコアと呼ばれている腹横筋,内・ 外腹斜筋などの腹筋群は,収縮により腹圧を 高める機能を有することから,スポーツ動作 における体幹の安定性に関して重要な役割を 担っていると言われている。コアの機能が重 要視される一方で,これらの機能を定量的に 評価する手法は十分に確立されていない。本 研究では,コアの機能を定量的に評価する手 法を確立することを目的に,腹部引き込み動 作である Draw!in による腹横筋および内・ 外腹斜筋の筋厚変化を超音波画像診断装置を 用いて調べた。男子大学生48名を対象に,安 静時および Draw!in における内・外腹斜筋 の筋厚を超音波画像上で計測した結果,腹横 筋と内腹斜筋では,安静時と比較して Draw! in 時に有意な筋厚の増大が認められた。本 研究結果から,腹横筋と内腹斜筋は腹圧を高 める動作である Draw!in において形態が変 化し,この形態変化は超音波画像上で筋厚を計測することにより定量的な評価ができるこ
とが示唆された。 |