北翔大学・北翔大学短期大学部 教員情報 | |
オオミヤ シンイチ
Shin-ichi Omiya
大宮 真一 所属 生涯スポーツ学部 スポーツ教育学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/03 |
形態種別 | 著書 |
標題 | 一流短距離選手の疾走動作の特徴‐第11回世界陸上競技選手権大阪大会出場選手について‐ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 第11回世界陸上競技選手権大阪大会 世界一流陸上競技者のパフォーマンスと技術 |
巻・号・頁 | 39-50頁 |
著者・共著者 | 福田厚治,貴嶋孝太,伊藤章,堀尚,川端浩一,末松大喜,大宮真一,山田彩,村木有也,淵本隆文,田邉智 |
概要 | 本研究では,第11回世界陸上競技選手権大会の男女の100mおよび200mの上位入賞者と日本代表選手の疾走動作を分析し,それぞれの特徴を探るとともに,疾走動作との関係を調べた結果,①ピッチは疾走動作が高いほど高く,200mの選手より100mの選手の方が高かった,②もも上げ角度は,相対的に日本選手の方が大きい傾向が見られた,③引き付け角度は外国選手が日本選手に比べて大きかった,④膝関節伸展角度変位は疾走速度が高いほど少なく,膝関節伸展速度も疾走速度が高いほど低かった,⑤脚全体スイング速度は,疾走速度が高いほど高い値を示していた.特に,100mのパウエル選手,朝原選手,塚原選手,200mのスピアモン選手は,脚全体スイング速度が大腿角速度より高かった,⑥いずれの選手も接地瞬間の下腿角度は0度付近の一定の値であった,⑦離地時の大腿角度は疾走速度が高いほど小さかった,ことがわかった. |