北翔大学・北翔大学短期大学部 教員情報 | |
イシヅカ マサユキ
Masayuki Ishizuka
石塚 誠之 所属 教育文化学部 教育学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/11 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 発達障害が疑われる幼児の母親に対するビデオフィ-ドバックを活用したペアレントトレーニングの効果 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 北翔大学北方圏学術情報センター年報 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 北翔大学北方圏学術情報センター |
巻・号・頁 | 9,11-17頁 |
総ページ数 | 7 |
担当範囲 | 筆頭著者である。主たる執筆ならびに分析の一部を担当 |
著者・共著者 | 石塚 誠之 , 狩野 信也 |
概要 | 本研究では,ビデオフィードバックを活用したペアレントトレーニングの手続きが,発達障害の疑われるA 児とその母親に及ぼす影響について,主に母親の支援・養育行動,A 児の行動変容に焦点をあて検討した。ビデオは家庭での課題の様子を母親が撮影したものを用い,ビデオフィードバックはビデオ視聴,親によるコメント,スタッフからのコメントで構成された。介入場面として主に「応答場面」を取り上げ,作成したコンサルテーション後の記録を下に家庭での支援を行い,母親の行動変容をビデオにおける行動観察から評価した。また,児童の変容を子ども園における行動,保育士によるSDQによって評価した。結果,母親の受容的な関わりに変化が見られた。特に,⑴子どもからの呼びかけ生起率,⑵母親の応答生起率,⑶視線をA児に向ける頻度に増加が見られた。また,家庭だけでなく,母親がいない場面においても主体的な行動が増加したことが示され,トレーニング後の認定こども園担当者が実施したSDQでは「多動・不注意」,「総合得点」で困難さが低減していた。 |