北翔大学・北翔大学短期大学部 教員情報 | |
スギウラ ツトム
Tsutomu Sugiura
杉浦 勉 所属 教育文化学部 教育学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03/15 |
形態種別 | 研究紀要 |
標題 | 道徳科における発問構成に関する一考察 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 北翔大学短期大学部研究紀要 第58号 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 北翔大学短期大学部 |
巻・号・頁 | (58),63-73頁 |
総ページ数 | 166 |
概要 | 2019年度より中学校において「特別の教科 道徳」が全面実施となり、既に2018年度より全面実施となった小学校とともに義務教育段階における道徳科が本格的に実践されることとなった。従来の「道徳の時間」を含めた道徳教育の課題を解決、改善すべく道徳科を要とする道徳教育が道徳性の育成を目指し展開されていることが求められている。とりわけ、「考える道徳」「議論する道徳」への転換を図る必要がある。そのため、答えが一つではない道徳的な課題を、子供自身が自分事として捉え、その解決に向けて主体的に取り組むことが求められる。
本稿は、小学校、中学校ともに先行して全面実施された道徳科において、多様な指導方法の一つとして挙げられる「発問」に着目し、効果的な発問構成について考察し、子供の問題意識を高める発問構成の在り方について論じる。 キーワード:道徳的な課題 発問構成 主体的な学び |