北翔大学・北翔大学短期大学部 教員情報 | |
イシヅカ マサユキ
Masayuki Ishizuka
石塚 誠之 所属 教育文化学部 教育学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016 |
形態種別 | 報告書等 |
標題 | 幼保小連携による発達障害児の早期支援のあり方に関する調査研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 研究助成論文集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 明治安田こころの健康財団 |
巻・号・頁 | 51,125-134頁 |
総ページ数 | 10 |
著者・共著者 | 石塚 誠之 , 山下 由紀夫 , 西出 勉 , 伏見 千悦子 |
概要 | 本研究では、幼稚園に21校に勤務する70名を対象として幼稚園から見た幼小連携における現状と課題について明らかにした。主な結果として、①幼小連携を行っているとの回答が約8割、約2割で未実施だった。また、要録を小学校との引き継ぎで活用しているとの回答が約9割、約1割で活用していなかった。②「要録を小学校に提出する」「小学校の教員に観察に来てもらう」という回答の割合が中堅群・ベテラン群と比較して若手群で低かった。③幼稚園から小学校へ配慮を要する児童の卒園後の情報取得について「1年以内に様子を確認する」が40%と最も多く、小学校から幼稚園へ配慮を要する児童の入学後の情報取得については、「特に確認することはない」が54%と最も多かった。これらの結果から幼小連携について勤務経験により認識の差があることが示され、幼小連携についての知識を共有化することに加え、個別の教育支援計画などを活用することで、幼稚園と小学校が協力して児童を育む具体的な手立てについて検討する必要があることが示された。 |