カジ ハルミ   Harumi Kaji
  梶 晴美
   所属   生涯スポーツ学部 健康福祉学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2015/03
形態種別 研究紀要
標題 重度心身障がい者の自立生活における家族以外によるケアマネジメントの可能性~意思疎通が困難な事例のPA介助者へのインタビューより~
執筆形態 単著
掲載誌名 人間福祉研究
掲載区分国内
出版社・発行元 北翔大学人間福祉学部
巻・号・頁 (18),45-52頁
担当区分 筆頭著者
概要 セルフケアマネジメントが原則である札幌市パーソナルアシスタンス(PA)制度で、意思疎通の困難な重度障がい者が家族以外の介助者がケアマネジメントを行っている事例を取り上げ、ケアマネジャー役を担う介助者の聞き取り調査を行い、PAケアマネジャーの形成過程、役割や機能、本人の意思のくみ取り方等について整理し、成功要因と今後の可能性について考察した。その結果、PAケアマネジャーの6段階形成過程、7つの役割と機能、非言語メッセージによる意思疎通が確認されたが、成功要因のひとつに家族との強い信頼関係が根底にあった。課題は後継者確保の困難さであり、保障や手当など制度自体の課題改善が必要である。