北翔大学・北翔大学短期大学部 教員情報 | |
ヨシダ マサヒロ
Masahiro Yoshida
吉田 昌弘 所属 生涯スポーツ学部 スポーツ教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012/09 |
形態種別 | 著書 |
標題 | Sports Therapy Seminar Series 7 足部スポーツ障害治療の科学的基礎 |
執筆形態 | 共著 |
出版社・発行元 | NAP社 |
著者・共著者 | 福林 徹、蒲田 和芳 監修 |
概要 | 足部バイオメカニクスp45-72を編集
本章では、足部スポーツ外傷に関する足部バイオメカニクスについて文献的な検討を行う。まず、基本動作である歩行・走行における足部のバイオメカニクスに関する知見を整理し、運動時における正常な足部バイオメカニクスと、症状を有する異常バイオメカニクスの違いについて精査する。次に、インソール使用時が足部バイオメカニクスに与える影響について知見を整理する。最後に、テーピング使用時における足部バイオメカニクスの変化について整理をし、臨床的な効果について文献的な知見を元に検証する。本章が取り扱う領域で重要なキーワードとなるのが「足部アーチ」と「足底圧」である。床面から下肢に伝わる衝撃を吸収する役割を担う足部アーチの変化は、症状の発生を左右する重要な因子である。また、足底圧は足部周囲組織に炎症を引き起こす局在的な圧の有無を判断するパラメータである。足部アーチと足底圧に着目しながら、これまでに報告された文献を基にインソール、テーピングが与える足部バイオメカニクスの変化を検討し、これらの臨床的な効果について現時点での結論と課題を導きたい。 |