北翔大学・北翔大学短期大学部 教員情報 | |
ヨシダ マサヒロ
Masahiro Yoshida
吉田 昌弘 所属 生涯スポーツ学部 スポーツ教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 学位論文 |
標題 | Side Hop Testにおける足関節内反捻挫既往足の足関節運動と筋活動 |
執筆形態 | 単著 |
概要 | 【目的】Side hop testを足関節捻挫症例に対する機能評価として確立することを目指し、 Side hop testにおける捻挫足の足関節運動と足関節周囲筋の筋活動の特徴を明らかにし、テストのタイムに影響する因子を検討すること。【方法】足関節捻挫の既往を有する大学生競技者 27 名を対象に、Side hop test を実施し、 健常足と捻挫足で要した時間を比較した。また、3 次元動作解析装置と表面筋電を用いて、 Side hop test中の足関節の関節運動と筋活動を計測し、健常側と捻挫足における足関節運動および筋活動の差 異を検討した。【結果】Side hop test における足関 節の関節運動範囲は、底背屈、内外反のいずれも捻挫足で有意に大きかった。足関節運動に 関しては、外側方向の着地期において健常足はほぼ一定の内外反角度を保持したのに対し、 捻挫足では内外反を繰り返す運動が認められた。【考察】Side hop testの外側方向の着地期において、捻挫足で認められた足関節内外反の 関節運動は、外側方向のジャンプ中および着地直後の長腓骨筋の筋活動量低下や接地直前に おける底屈角度の増大が要因であることが推察された。 |