北翔大学・北翔大学短期大学部 教員情報 | |
オオミヤ シンイチ
Shin-ichi Omiya
大宮 真一 所属 生涯スポーツ学部 スポーツ教育学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 研究紀要 |
標題 | 江別市における児童の体力向上に関する研究(第13報)-A小学校における「朝の運動遊び」でのジュニアリーダー育成の試み- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 北翔大学短期大学部研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (54),13-27頁 |
著者・共著者 | 大宮真一・晴山紫恵子・石井由依・増山尚美・竹田唯史・山本公輔 |
概要 | 本研究は,平成21年度に開始された江別市教育委員会と本学北方圏生涯スポ一ツ研究セン夕ーとの連携による児童の体力向上を目的に江別市立A小学校を対象として継続的に実施しながらも平成25年度から低学年児童の運動遊びをサボ一トする上級学年児童の社会性を育むことや,低学年児童が上級学年児童に対して期待したり憧れることで生まれる自己効力感の高まりによる社会性の向上の目的を付加した平成27年度の目的は「Jr.Lの育成」とし,今後児童たちの集団中で運動遊びが伝承されたり,教員や大学生指導者の指示的指導体制を弱めながら漸進的に進めることとした。
実践の回数が進むにつれて指導の仕方にも積極性が見られ,全員が指導経験をする中で複数回指導したいと申し出る指導ペアもいて積極的な様子がみられた。指導ペアが指導場面を他のJr.Lが観察したり,指導ペア以外のJr.Lが遊び方の指導内容を理解し1年生にル—ルや遊び方の補足説明を行っている姿が多くみられるようになった。このことはリーダーとしての意識が芽生えてきたことを意味するものであると考えられる。このように異年齢児童の運動遊び集団の育成を漸進的に進める意義を今後につなげたい。 |