北翔大学・北翔大学短期大学部 教員情報 | |
オキタ コウイチ
Koichi Okita
沖田 孝一 所属 生涯スポーツ学部 スポーツ教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2006 |
形態種別 | 総説 |
標題 | 運動と酸化ストレス |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 医学のあゆみ |
巻・号・頁 | 218巻(1号),105-1100頁 |
概要 | 運動時には酸素摂取量が安静時のおよそ10〜15倍に達し、乳酸は増加し、組織のpHは低下する。ゆえに活性酸素の発生量も酸化ストレスも著しく高まると考えられるが、疫学的にみた運動の“効能”は、動脈硬化の抑制, がんの予防や死亡率の低下など酸化ストレスによる障害と反対の効果を示す。運動中に酸化ストレスが増加することは電子スピン共鳴法などで証明されているが、適切な運動の継続により種々の抗酸化機序が誘導され、抗動脈硬化的あるいは抗老化的に働くことが示されている。本稿では、運動に伴う酸化ストレスについて解説した。 |