北翔大学・北翔大学短期大学部 教員情報 | |
ヤマモト ケイゾウ
Keizo Yamamoto
山本 敬三 所属 生涯スポーツ学部 スポーツ教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 研究紀要 |
標題 | 大腿義足の継手のアライメント調整が歩行時の衝撃吸収メカニズムに及ぼす影響(ケース・スタディ) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 北翔大学生涯スポーツ学部研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 北翔大学 |
巻・号・頁 | 7,199-206頁 |
担当範囲 | 計測、分析 |
著者・共著者 | 星野 葵、竹内豊計 |
概要 | 本研究では、大腿義足の膝・足継手のアライメントの良否が立位姿勢および歩行時の衝撃吸収メカニズムに及ぼす影響をバイオメカニクス的に分析した。研究結果から次の知見を得た。悪いアライメント条件では、1)立位姿勢時のCOPの前後位置に左右差が生じ、義足側のCOPが健側のそれよりもつま先側へ移動していた、2)初期接地後のvGRFが増加し、歩行者が受ける衝撃が大きくなることが分かった。3)立脚期における膝関節の最大屈曲角度および最大伸展Mが増加し、衝撃吸収時の膝伸展筋群の負担度が増加することが示唆された。本研究では、義足側よりも健側の方がその増加量が大きかった。本研究結果から、アライメントの良否を簡便に判断するバイオメカニクス的指標値として「静止立位姿勢時のCOP位置の左右差」、「初期接地後のvGRFの大きさ」および「歩行立脚期の膝関節の屈伸角度」が提案できる。 |