北翔大学・北翔大学短期大学部 教員情報 | |
タケダ タダシ
Tadashi Takeda
竹田 唯史 所属 生涯スポーツ学部 健康福祉学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/07 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | アルペンスキー競技における運動モルフォロギー的分析 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | スキー研究 |
出版社・発行元 | 日本スキー学会 |
巻・号・頁 | 第5巻(第1号),13-20頁 |
著者・共著者 | 近藤雄一郎,竹田唯史. |
概要 | 本研究では、アルペンスキー競技における初級者と上級者の滑走タイムを比較し、その運動の違いを運動モルフォロギー的分析により明かにすることを目的とした。そのため、被験者の大回転種目における滑走の様子をデジタルビデオカメラで撮影し、旗門間と局面間のタイム分析を行った。タイム分析を行った結果、以下のことが明らかになった。1)ターン終了期の姿勢について、上級者は胴体の外向姿勢がとられているのに対し、初級者は胴体の外向が少なくスキーのトップ方向に正対している。2)切り換え期における身体の移動方向について、上級者は谷側のフォールライン方向であるのに対し、初級者は鉛直方向に立ち上がっている。3)ターン前半における外脚の内傾角について、上級者に比べて初級者は内傾角度が小さい。以上のことから、初級者に対する指導内容として、ターン後半の外向姿勢の維持、谷側へ身体を移動させ、ターン前半での脚の内傾角を大きくすることが重要であることを明らかにした。分担分:研究の立案、データ分析、考察 |