北翔大学・北翔大学短期大学部 教員情報 | |
ヤマモト ケイゾウ
Keizo Yamamoto
山本 敬三 所属 生涯スポーツ学部 スポーツ教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 平昌2018パラリンピック冬季競技大会のパイアスロン競技におけるシットスキーの滑走速度の分析 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 北翔大学北方圏生涯スポーツ研究センター年報 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 9,1-6頁 |
総ページ数 | 6 |
担当範囲 | 研究の統括 |
著者・共著者 | 渡部 峻,近藤雄一郎,竹田唯史,山本 敬三 |
概要 | 本研究の目的は,平昌パラリンピックでのバイアロン・シットスキー競技におけるスキー滑走速度とポーリング技術との関係を明らかにすることとした.被験者は,平昌パラリンピックで女子6kmのバイアロン・シットスキー競技に参加した15人のスキーヤーとした.この種目では,スキーヤーは2kmの周回コースを3周する.各ラップの終わりにある平坦な直線コースを側方からビデオ撮影した.各スキーヤーについてスキー滑走を3回撮影し,計45走行を記録した.スキー滑走速度の解析では,測定の開始から終了までの区間を画面上に定義し,チェア部がこの区間を通過する時間(以下,スキー時間とする)を計測した.ポーリング技術の分析では,ポールの最初の接触から次の接触までの時間(以下,ポーリング周期とする)を得た.ポーリング周期の時間が短いほど,ポーリング頻度が高くなることを示す.統計処理では,相関分析を使用して,スキー時間とポーリング周期の関係を調べた.本研究から,以下の知見が得られた. 1)シットスキーでは,スキー速度はポーリング頻度の影響を受けない. 2)最終ラップでは,ポーリング頻度は増加したが,スキー速度に有意な影響はなかった. |