北翔大学・北翔大学短期大学部 教員情報 | |
ヨシダ マサヒロ
Masahiro Yoshida
吉田 昌弘 所属 生涯スポーツ学部 スポーツ教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010/02 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 超音波画像による足関節前方引き出しテストの定量評価の再現性 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 理学療法科学 |
巻・号・頁 | 25巻(4号),499-503頁 |
著者・共著者 | 吉田昌弘、菅原一博、吉田真、片寄正樹 |
概要 | 要旨:〔目的〕超音波画像診断装置を用いて安静時と足関節前方引き出しテスト(ADT)時における前距腓靱帯 (ATFL)の伸張距離の計測を行い,検者内および検者間の再現性を調べること。〔対象〕過去1年以内に足関節捻挫 の既往がある大学生8名10足。〔方法〕8 MHzのリニアプローブを足関節前外側部にあて,安静時およびADT時に おける超音波画像撮影を行った。PC上にて距骨-外果の骨間距離をATFL伸張距離として計測し,検者内および検 者間の再現性について級内相関係数(ICC)を用いて調べた。また,安静時および ADT 時の距骨-外果距離を対応 のあるt検定で比較した。〔結果〕安静時,ADT時ともに検者内および検者間において高い再現性が得られた。安静 時の外果-距骨間距離は16.5±3.9 mm,ADT時では20.0±4.9 mmであり,両者に有意な差を認めた。〔結語〕安全性および高い再現性から,足関節捻挫群に対する ADT に超音波画像を併用する定量評価の有用性が確認された。 |