マツモト アキヒロ
Akihiro Matsumoto
松本 晃裕 所属 十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1994/07 |
形態種別 | 学位論文(博士) |
標題 | 博士論文
「慢性心不全患者の運動耐容能評価における嫌気性代謝閾値(Anaerobic threshold)の意義に関する検討」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 博士論文 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 東京大学医学部 医学科 |
概要 | 慢性心不全患者の運動耐容能評価における嫌気性代謝閾値(Anaerobic threshold; AT)の臨床的意義を検討した。慢性心不全において、ATを決定する因子としては肺毛細管圧、肺動脈圧ではなく、運動時の心拍出係数であった。慢性心不全患者に対する強心薬急性投与により運動時においても心拍出係数は増加するが、同時にATは増加した。僧帽弁狭窄症患者に対するPTMCを行うと、心拍出係数は運動時に増加し、ATはやや遅れて改善し、6ヶ月後まで更に徐々に増加した。以上の如く、ATの臨床的意義が明らかとなった。 |