ヤマモト シゲル
Shigeru Yamamoto
山本 茂 所属 十文字学園女子大学大学院 研究科 食物栄養学専攻 十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1995 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | A dietary nucleoside-nucleotide mixture inhibits endotoxin-induced bacterial translocation in mice fed protein-free diet.(ヌクレオチド/ヌクレオチドがたんぱく質欠乏状態のマウスの菌体内毒誘発バクテリア転移と盲腸の細菌群への影響) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | J. Nutr. |
巻・号・頁 | 125,42-48頁 |
著者・共著者 | 著者:Adjei, A. A., and Yamamoto, S. |
概要 | ヌクレオシド、ヌクレオチドは腸粘膜が利用する重要な基質であり、ヌクレオシド、ヌクレオチド混合物の消化管に対する相乗効果を解明するため、たんぱく質欠乏状態のマウスの菌体内毒誘発バクテリア転移と盲腸の細菌群、回腸の組織学について検討した。ヌクレオシド及びヌクレオチド混合物投与群は投与なし群より腸間膜のリンパ節と脾臓でのグラム陰性腸細菌を抑制した。組織学上、投与なし群の腸粘膜障害はヌクレオシド及びヌクレオチド投与群より大きかったが、盲腸の細菌群は差がなかった。投与群は投与なし群より繊毛の長さ、浸潤の深さ、総腸壁の厚さの各状態は良かった。ヌクレオシド及びヌクレオチドの混合物は誘導内毒性の粘膜と上皮の障害を防ぎ、細菌の転移の発生を抑制又は弱めることが分かった。また、たんぱく質欠乏と内毒血の致死モデルに対する腸障害を抑制し、生存率を改善することが示唆された。研究計画、実施、データ処理、論文作成を指導した。 |