ヤマモト シゲル
Shigeru Yamamoto
山本 茂 所属 十文字学園女子大学大学院 研究科 食物栄養学専攻 十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1996 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Effects of dietary nucleoside-nucleotide mixture on memory in aged and young memory deficient mice. (食事性ヌクレオシド/ヌクレオチドが老化促進マウスの知能低下に及ぼす影響) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Life Sci., |
巻・号・頁 | 59,PL325-330頁 |
著者・共著者 | 著者:Chen, T. H., Huang, H. P., Matsumoto, Y., Wu, S. H., Wang, M. F., Chung, S. Y., Uezu, K., Moriyama, T., Uezu, E., Korin, T., Sato, S. and Yamamoto, S. |
概要 | 老化促進マウス(SAMP1)は、平均寿命が約1年で6ヶ月齢から加齢現象がはじまり学習能も低下する。若い(1ヶ月齢)と中年(6ヶ月齢)のマウスに20%カゼイン食あるいはこれに0.5%のヌクレオシド・ヌクレオチド混合物(Ns/Nt)を添加した食事を12週間与えた。最後の週に受動的回避学習試験を行った。中年のマウスは高齢に達し、対照食群では学習能が低下していたが、Ns/Nt群では低下が抑制されていた。若いマウスでは学習能も正常で両軍の差はみられなかった。この結果は、SAMは高齢になるにつれてNs/Ntの生体内合成量が低下し、学習能も低下するが、Ns/Ntの供給によってこれらを防ぐことができることを示している。研究計画、実施、データ処理、論文作成を指導した。 |