ヤマモト シゲル
Shigeru Yamamoto
山本 茂 所属 十文字学園女子大学大学院 研究科 食物栄養学専攻 十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1997 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Prophylactic effect of dietary glutaminesupplementation on Interleukin 8 and Tumor necrosisfactor production in trinitrobenzenesulphonic acid induced colitis. (大腸に肛門からtrinitobenzene sulphonic acidをチューブで投与して大腸炎モデルを起こしたラットにグルタミンの補足による免疫増強) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Gut, |
巻・号・頁 | 41,487-49頁 |
著者・共著者 | 著者:Ameho, C. K., Adjei, A. A., Harrison, E. K., Takeshita, K., Morioka, T., Arakaki, Y., Ito, E., Suzuki, I., Kulkarni, A. D., Kawajiri, A. and Yamamoto, S. |
概要 | Ns/Ntは免疫機能を亢進するが、各種の炎症性サイトカインを産生して炎症性疾患を悪化させることを報告した。同様のことが免疫を亢進させるグルタミンでおこるかどうかを調べた。ラットの大腸に肛門からtrinitobenzene sulphonic acidをチューブで投与して大腸炎モデルを作った。20%カゼインに4%グルタミンを添加した食事では、IL-8、TNFなど炎症性のサイトカインの産生が抑制され、大腸炎を抑制された。この結果は、Ns/Ntとは異なるものであった。しかし、以後の研究で、グルタミン量を多くするとNs/Ntと同様のことが起こることがあきらかになり、仮説である免疫機能を亢進するものは、過剰の投与で炎症性サイトカインを産生して炎症性疾患を悪化させることが明らかとなった。また、Ns/Ntの効果はグルタミンの1/10以下の少量で発揮されることがわかる。研究計画、実施、データ処理、論文作成を指導した。 |