ヤマモト シゲル
Shigeru Yamamoto
山本 茂 所属 十文字学園女子大学大学院 研究科 食物栄養学専攻 十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1997 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 電気刺激後のラット緋腹筋における生化学的、形態学的変化−低たん白食の影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 体力科学, |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 46,471-478頁 |
著者・共著者 | 著者:水沼俊美、坂井堅太郎、川人展子、岩品広敏、山本 茂、川野 因、真鍋祐之、久野(永田)一恵 |
概要 | 5%カゼイン食投与ラットの腓腹筋に、電気刺激を負荷し筋障害を起こさせ、その後のリソソーム酵素活性と形態的変化を20%カゼイン食群と比較検討した。電気刺激群における、リソソーム酵素活性は、カテプシンBと酸フォスファターゼは変動しないが、カテプシンDは3日と7日目で上昇した。カテプシンBの免疫染色では、障害部位やその周辺に浸潤した炎症性細胞内に染色が見られた。カテプシンBの染色性は、5%カゼイン食群で20%カゼイン食群に比べて低下していた。超微形態的にも、5%カゼイン食群で修復過程に遅延がみられた。変動のみられなかったカテプシンBの免疫染色では、5%カゼイン食群で低下していた。カテプシンBの活性値と免疫組織化学の所見は相応しなかったが、障害部位の超微形態的な観察結果は免疫組織化学の所見と一致した。以上の結果から、生化学的及び形態学的な両面からの検索の重要性が示唆された。研究計画、実施、データ処理、論文作成を指導した。 |