ヤマモト シゲル
Shigeru Yamamoto
山本 茂 所属 十文字学園女子大学大学院 研究科 食物栄養学専攻 十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1997 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 化学的に誘発したマウス皮膚癌に及ぼす大豆トリプシンインヒビターとイソフラボンの効果 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 大豆たん白質研究会会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 18,112-119頁 |
著者・共著者 | 著者:宮城知佳、新城澄枝、宮城裕子、久場 恵美、當間美香、王 銘富、高松清治、山本 孝史, 山本 茂 |
概要 | 豆腐の制癌作用明らかにするために行った。実験1)ヘアレスマウス をコントロール食、分離大豆たん白質食(イソフラボン60 mg/100 g、トリプシンインヒビター459 U/100 g)、ホエイ食(イソフラボン56 mg/100 g、トリプシンインヒビター1448 U/100 g)、あるいは大豆胚軸食(イソフラボン37 mg/100 g)で24週間飼育した。1週間目にイニシエーター を塗布し、その後プロモーターを毎週2回塗布し続け、最後に直径 1 mm 以上の腫瘍の重量を測定した。実験2)コントロール食、2%胚軸 食(イソフラボン15 mg/100 g)、5% 胚軸食(イソフラボン38 mg/100g)あるいはホエイ食(トリプシンインヒビター1440 U/100 g)で16週間飼育した。他は、実験1と同様にした。その結果、マウスの皮膚癌に対するトリプシンインヒビターとイソフラボンの効果は、どちらの実験でも有意な効果はみられなかった。この結果は、大豆成分と発癌の関係は単純なものではないことを示唆している。研究計画、実施、データ処理、論文作成を指導した。 |