ヤマモト シゲル
Shigeru Yamamoto
山本 茂 所属 十文字学園女子大学大学院 研究科 食物栄養学専攻 十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1998 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | リン脂質結合ペプチドが高コレステロール血症の成人男子の脂質代謝に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 健康・栄養食品研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 1,1-8頁 |
著者・共著者 | 著者:山本 茂、翁玉青、陳姿秀、堀悟郎、森下幸治、神谷俊一、松岡一裕、山元一弘、長岡利 |
概要 | 血清コレステロール値の高め(200mg・dl-1以上)の成人男子33名に、粉末リン脂質結合大豆ペプチド(c-SPHP)を3.3g/袋、1日3袋ずつ毎食後に4週間摂取させた。c-SPHPの摂取により血清の総およびLDL-コレステロールは低下する傾向、HDL-コレステロールは上昇傾向にあった。動脈硬化紙数(LDL-コレステロール/HDL-コレステロール)の最終値は開始前の平均値に比べ有意に低下した(p<0.05)。c-SPHPの摂取により血清の総およびLDL-コレステロールは測定値の低下する被験者数、HDL-コレステロールは値の上昇する被験者数、動脈硬化指数の低下する被験者数が多数を占めた。以上の結果は、c-SPHPの摂取により高コレステロール血症が改善されること、またその効果は摂取を中止した2週間後も続くことを示唆するものである。 |