ニノミヤ ノリコ
Noriko Ninomiya
二宮 紀子 所属 十文字学園女子大学 人間生活学部 人間福祉学科 職種 特別任用教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03/25 |
形態種別 | 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 「日本の子どもの歌」における言葉のリズムと音楽上のリズム |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 東京福祉大学・大学院紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 7巻(第2号),91-99頁 |
総ページ数 | 9 |
著者・共著者 | 二宮紀子 |
概要 | コダーイやオルフは、民族が持つリズムはそれぞれの母国語に由来するとして、わらべうたを歌い遊ぶことを子どもの音楽指導の出発点においている。しかし、我が国では開国と同時に西洋音楽理論に則って作られた歌に日本語をのせて歌うようになった。そこで明治、大正、昭和、平成の各時代に作られた歌153曲をリズム分析することで、日本語のリズムが音楽上どのように具現されているのか検証した結果,①言葉の配分法でリズムが生み出される、②拍感はあるが拍子感がない、③後拍からの歌い出しという特徴を見出すことができ、これらはわらべうたの特徴でもあることがうかがえた。 |