ナリヤ ヒロフミ
Hirofumi Nariya
成谷 宏文 所属 十文字学園女子大学 人間生活学部 食品開発学科 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2005/06 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Nariya H and Inouye S: Modulating factors for the Pkn4 kinase cascade in regulating 6-phosphofructokinase in Myxococcus xanthus. Molecular Microbiology, 56: 1314-1328, 2005. |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国外 |
概要 | 我々は、細菌が真核生物と同様にプロテインキナーゼを介した制御機構を持つ事を粘液細菌において明らかにしてきた。Pkn4は6-Phosphofructokinase(PFK)をリン酸化により活性化し、多細胞性分化においてグリコーゲン消費を亢進させる。本論文では、Pkn4をキナーゼ活性領域と制御領域に分割し、Yeast Two-Hybrid Screenにより、それぞれに相互作用するタンパク質因子を同定した。これらのタンパク質が他のプロテインキナーゼとも相互作用するMkap(Multi-kinase associated protein)であることを明らかにし、また、MkapがPkn4によるPFKのリン酸化を調節している事を示した。更に、真核型プロテインキナーゼカスケード(Pkn8-Pkn14)が原核生物にも存在する可能性を世界で初めて示した。(共著者:Nariya H, Inouye S)
(分担部分:共同研究により本人担当分抽出不可能) |