コウゴ トモミ   Tomomi Kogo
  向後 朋美
   所属   十文字学園女子大学  教育人文学部 児童教育学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2003/12
形態種別 学術書
標題 Empirical and Theoretical Investigations into Language—A Festschrift for Masaru Kajita
執筆形態 共著
掲載区分国内
出版社・発行元 開拓社
巻・号・頁 369-385頁
著者・共著者 宇賀治正朋、Joseph Emonds, 千葉修司、向後朋美、他
概要 External Possession Constructions in English: A Dynamic View:本稿は、2003年の東京英語学談話会での発表を発展させ、従来のExternal possession construction(EPC)の分析にはなかった新しい見方を提示した。EPCを形式と意味の複合体であるconstructional idiomとしてとらえながらも、これは一律の構文ではなく、統語的・意味的に異なった特性をもつ3つのタイプに分類され、さらにその3つのタイプもいくつかのタイプに細分化され、これらが基本的なものから派生的なものへある法則によって結び付けられていることを論じた。おとなの言語資料だけでなく、子供の言語習得過程の資料も提示しながら、「衝撃動詞(eg. hit)」を含む構文を最も基本的な構文とする十分な証拠を示した後、それが意味の類似という要因によってまず動機づけられ派生的なタイプへと拡張していくこと、形式の類似という要因と、対応する同じ事態を表す構文が存在しないという要因の2つの要因によってこの拡張が容易になることを明らかにした。