ニノミヤ ノリコ
Noriko Ninomiya
二宮 紀子 所属 十文字学園女子大学 人間生活学部 人間福祉学科 職種 特別任用教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/03/28 |
形態種別 | 速報,短報,研究ノート等(大学,研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 幼児教育学科でのピアノの演奏に関わる授業等での教授法を振り返るーМL教室の活用と読譜力の育成― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 十文字学園女子大学 紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 十文字学園女子大学 |
巻・号・頁 | 50,123-136頁 |
総ページ数 | 14 |
著者・共著者 | 二宮紀子 |
概要 | 本学の幼児教育学科で開講されている音楽に関わる科目の中でも、とりわけピアノ演奏に関わる授業、「音楽基礎Ⅱ(ピアノ基礎技術)」(1年次後期開講)の履修に向けた準備講座(自主ゼミとして前期に開講)と、「保育内容の指導法(音楽表現)」(現行のカリキュラムでは子どもの歌の伴奏法を内容としている。3年次前・後期開講)におけるМL教室での実践報告である。МL教室とは電子ピアノが複数台並んで置かれている音楽室のことで、学生は音楽理論を実践を通して学ぶことができる。初めてМL教室を使用して行われた準備講座と授業での2つの実践内容を振り返り、その教授法を精査することで新しい授業形態における内容と方法の充実を図ることを目的とした
準備講座ではドレミで歌ってリズムを叩くことから始め、歌った通りに弾くやり方を繰り返すことで、初心者であっても譜面にドレミを書き込んだりせずに読譜する力がつくことが確認された。また「保育内容の指導法(音楽表現)」でも階名唱することが音楽の理解につながったことが授業後のアンケート結果から確認された。また学んだことをすぐに弾いて確認できることが理解とその定着率を高めたことが実感された。 |