オチアイ マユ
Mayu Ochiai
落合 真裕 所属 十文字学園女子大学 教育人文学部 文芸文化学科 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 『ハムレット』のユーモア |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 十文字学園女子大学短期大学部紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 第45集,27-37頁 |
概要 | シェイクスピアの4大悲劇のひとつとして知られている『ハムレット』だが、一歩下がったところから客観的に作品を眺めることで、笑いにつながるユーモラスなシーンが散りばめられていることに気づかされる。登場人物と観客に与える情報の差によって人間の愚かさが浮かび上がる仕掛けがなされており、特に皮肉や風刺性の強い英国人独特のユーモアが感じ取れる。どのような状況においても心に余裕を持って物事を対処しよううとする英国人独特の精神性から、作品を客観的にとらえることが可能となり、そうすることで初めて感じられるユーモアがシェイクスピア作品にはあることを論じている。 |