マツモト アキヒロ
Akihiro Matsumoto
松本 晃裕 所属 十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | (英文原著論文) Measurement of plasma brain natriuretic peptide level as a guide for cardiac overload.(血漿脳性利尿ペプチドの測定は心臓に対する過負荷の指標となる) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Cardiovascular Research, |
巻・号・頁 | 51,585-591頁 |
著者・共著者 | Yasunobu Hirata, Akihiro Matsumoto, Teruhiko Aoyagi, Kazuhide Yamaoki, Issei Komuro, Toru Suzuki, Terunao Ashida, Takuro Sugiyama, Yoshiyuki Hada, Iwao Kuwajima, Masanori Nishinaga, Hisashi Akioka, Osamu Nakajima, Ryozo Nagai, Yoshio Yazaki. |
概要 | 心疾患患者、高血圧症、健常者を対象として、血中の脳性利尿ペプチド(BNP)と心房性利尿ペプチド(ANP)を測定した。心疾患患者では高血圧患者や健常者に比べて、血中BNP値とANP値は共に高かった。心疾患の中では拡張型心筋症と肥大型心筋症で他の疾患より血中BNP値は高かった。また血中BNP値は心不全が重症になるほど高値をとり、また血中BNP値は左室壁厚や左室心筋重量と正の相関をとった。以上より、血中BNP値の測定は心疾患の存在を見出し、さらに左室機能異常と左室肥大を見出すために有用な検査であることが分かった。 |