ヤマモト シゲル
Shigeru Yamamoto
山本 茂 所属 十文字学園女子大学大学院 研究科 食物栄養学専攻 十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 学校給食における食物アレルギーの対応の開始を困難とさせる要因に関する研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本給食経営管理学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 7(1),3-12頁 |
著者・共著者 | 我那覇ゆりか1), 新城澄枝2), 根川文枝3), 定歳尚子3), 稲垣夏子3), 山本茂4) |
概要 | 学校給食における食物アレルギー(以下, FA)の対応の開始を困難とさせる要因について探索的な検討を行うことを目的とした. 2011年7月28, 29日, 沖縄県内全114給食調理場の学校給食栄養管理者を対象に質問紙調査を行った. FAの対応の開始を困難とさせる要因についてχ2検定及びロジスティック回帰分析にて検討した. FAの対応の開始を困難とさせる要因として共同調理場であること, それに伴う個別小規模調理に適さない施設設備が示唆された. 以上から, FAの対応の推進には施設設備の整備や適切な調理員数を確保する必要性が考えられた. 【緒言】近年, 食物アレルギー(以下, FA)の有病率は増加傾向にあり, 東京都の3歳児調査では1999年の7.1%から2009年では14.4%と約2倍に増加している1). 2007年の報告2)によると, 公立の小・中学校に在籍する児童生徒の有病率は2.7%であり, これはFAを有する児童生徒がおよそ1クラスに1名存在する割合である. |