マツモト アキヒロ
Akihiro Matsumoto
松本 晃裕 所属 十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1994 |
形態種別 | 学術書 |
標題 | 「循環器NOW10 運動指導・運動療法」(担当章;「PTMC後の運動指導と運動療法」) |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 南江堂 |
巻・号・頁 | 230-232頁 |
担当範囲 | 「PTMC後の運動指導と運動療法」 |
著者・共著者 | 松本晃裕、百村伸一。(編集者;村山正博) |
概要 | 僧帽弁狭窄症に対する経皮経静脈的僧帽弁交連切開術(PTMC)は、従来の開心術による僧帽弁交連切開術とは異なり、大腿部より心臓カテーテルを挿入し、その先端につけたバルーンにて僧帽弁狭窄部を拡張するという当時新しく開発された術式である。PTMC術直後より、安静時のみならず運動時の心拍出量も増加し、一方肺毛細管圧が低下した。その結果、術後早期より嫌気性代謝閾値(AT)が改善し、術後6ヶ月まで徐々に改善して行った。PTMC後の運動処方においてはこうした運動生理学的な改善が術直後しばらく続くことを考慮し、心肺運動負荷テストを定期的に行いながら処方強度を増して行く必要がある。またその場合の運動療法の具体的方法も論じた。 |