コバヤシ ミノル   Minoru Kobayashi
  小林 実
   所属   十文字学園女子大学  教育人文学部 文芸文化学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2014/02
形態種別 研究論文
標題 唐十郎と阿佐ヶ谷(下)
執筆形態 単著
掲載誌名 『十文字学園女子大学短期大学部 研究紀要』
掲載区分国内
巻・号・頁 第44集,132-142頁
概要 唐十郎の小説作品「沼」は、登場人物「Doc式場」が唱える「代行」の思想を軸としてさまざまな漫画や映画作品を引用しながらテクストとして成立している。それは結局のところ、阿佐ヶ谷という土地との地縁を持たない作者が、土地の記憶をつむごうとする空虚な営みそのものであり、その空虚な言葉じたいがテクストを生成していることを論じた。