ナガタ ミズエ
Mizue Nagata
長田 瑞恵 所属 十文字学園女子大学 教育人文学部 幼児教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/12 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 就学を迎える子どもの発達に関する教師,保育者,保護者の意識 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 十文字学園女子大学 人間生活学部紀要 |
担当範囲 | 第6巻,p.25-37,研究計画の立案とデータの分析,論文執筆を担当 |
著者・共著者 | 長田瑞恵・関口はつ江・野口隆子 |
概要 | 本研究は,幼稚園教諭,小学校教諭,保護者を対象に,就学を迎える子どもの発達に対する人々の意識を検討し,様々な事柄の教育をそれぞれどこが中心になって担うべきだと人々が考えているのかを明らかにすることを目的とした。そして,就学までに身についているべき事柄についての認識と,それらの発達を促す中心的役割についての認識との間の関係を検討した。その結果,全体的には「社会生活習慣」や「対人的積極性」が重要視され,「物事への積極性」への発達期待が相対的に低いことが示された。また,多くの事柄において,責任の所在についての認識が回答者によって異なっており,幼児期の教育についての社会的な役割意識が不明確であることが示された。さらに,全ての立場の人々の発達期待が等しく高い事柄については,責任の所在についての認識も一致する傾向があったが,集団によって発達期待の程度に差があるものについては,責任の所在についての認識がずれる傾向があった。これらの結果から,社会全般として幼稚園教育への期待感が弱く,相対的に幼児教育が軽視されている可能性が示唆された。第6巻,p.25-37,研究計画の立案とデータの分析,論文執筆を担当 |