ヤノ ケイコ
Keiko Yano
矢野 景子 所属 十文字学園女子大学 人間生活学部 人間福祉学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/10 |
形態種別 | 研究発表ペーパー・要旨(全国大会,その他学術会議) |
標題 | 乳児保育の課題Ⅴ「実践記録の活用と研究方法の試案」 ~ポートフォリオの活用より~ |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本乳幼児教育・保育者養成学会研究大会 |
掲載区分 | 国内 |
担当区分 | 筆頭著者 |
概要 | Xこども園乳児保育のポーフォリオ分析より、ポートフォリオの研究レビューより、研究の動向には、教育実践研究(養成)、保育実践研究(園)、文献研究(理論的枠組み)があり、保育におけるポートフォリオは授業研究にみられる学習のプロセスの可視化や評価、だけでなく、協働性、互恵性、記録そのものに「観方」が表れること、つまり、記述そのものの価値を重視している特徴があることがわかった。また、活用されたポートフォリオの作成手順、内容から、活用の目的により、多様な手順と書式があり、園毎の文化的価値観が明らかになった。さらに、Xこども園の乳児保育ポートフォリオは保育士の写真とエピソード(第1次資料)、月毎の育ちの記録と読み取り(第2次資料)、保護者の育ちの共有(第3次資料)、の特徴を兼ねたものであった。乳児保育研究において、実践者・研究者の協働的な営みとしてポートフォリオそのものを対象にすることで、第4次資料としての可能性が示唆された。 |