マツモト アキヒロ
Akihiro Matsumoto
松本 晃裕 所属 十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2010 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | (英文原著論文) Effects of acute hypoxia at moderate altitude on stroke volume and cardiac output during exercise.(中等度の標高における急性の低酸素が運動中の一回拍出量と心拍出量に及ぼす影響) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | International Heart Journal. |
巻・号・頁 | 51,170-175頁 |
著者・共著者 | Taira Fukuda, Taketeru Maegawa, Akihiro Matsumoto, Yutaka Komatsu, Toshiaki Nakajima, Ryozo Nagai, Takashi Kawahara. |
概要 | マラソンなどの長距離走などの持久系種目の選手は標高2,500〜3,000m程度の高地トレーニングをしばしば行うが、低酸素状態が心機能、特に1回拍出量に及ぼす影響については未解明な部分が多く残っていたので、それを検討した。低酸素下(標高3,000mに相当するO2;14.4%)では最大酸素摂取量と最大運動強度は低下し、さらに最大運動時の心拍出量は低下した。同一負荷強度で比較すると低酸素下でも心拍出量は不変であったが、1回拍出量は低下した。低酸素下では運動時の1回拍出量の増加反応が悪化し、常酸素下に比べて亜最大運動時の時点で1回拍出量がプラトーに達する例が多くなった。低酸素下では運動中の心機能が悪化すると考えられた。 |