タカダ ケント
Kento Takada
髙田 健人 所属 十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 調査報告書 |
標題 | (研究事業等報告書)認知症対応型共同生活介護における栄養管理のあり方に関する調査研究事業 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 平成29年度厚生労働省老人保健推進費等補助金(老人保健健康増進事業分)報告書. |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 一般社団法人日本健康・栄養システム学会 |
著者・共著者 | 著者:杉山みち子、小山秀夫、髙田和子、宇田淳、榎裕美、大原里子、加藤昌彦、苅部康子、高田健人、田中和美、堤亮介、遠又靖丈、長瀬香織、西村秋生、西宮弘之、野地有子、馬場真佐美、和田涼子、松山紗奈江、藤川亜沙美、長谷川未帆子 |
概要 | 認知症グループホームの実態調査か ら、入居高齢者におけるBMI18.5 kg/m2未満の者が入居者の19.6%、6ヶ月間に3%以上の体重減少のあった者は22.8%であり、その特性は要介護度の重度化、形態調整食やとろみ剤の利用、食事中の「失認・傾眠」「拒食・偏食」「食事中の徘徊・多動」が見られることであった。職員の8割以上が嚥下機能の低下(むせ・誤嚥など)、食事時の傾眠、便秘、口腔機能の低下、食欲不振、体重増加、体重減少などの食事対応に困っており、その相談先は事業所内スタッフ、それ以外は担当医、介護支援専門員であり、職員は栄養士・管理栄養士への相談を7割以上が望んでいるものの、相談できる栄養士・管理栄養士は身近に殆どいない現状にあった。低栄養に対応するための認知症GH事業所や入居認知症高齢者の特性に対応した栄養管理体制の構築が求められると考えられた。 |