ナガタ ミズエ
Mizue Nagata
長田 瑞恵 所属 十文字学園女子大学 教育人文学部 幼児教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2012 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 現在における幼児の育ちの傾向(8)―発達プロセスの個人差の検討― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 十文字学園女子大学人間生活学部紀要 |
担当範囲 | 第10巻,p.163-171 |
著者・共著者 | 長田瑞恵・関口はつ江・野口隆子・加藤陽子 |
概要 | これまで筆者らは、6領域128項目から成る発達評価を使用して,現代の子どもたちの発達を縦断的に検討してきた。その研究過程で,次第に発達評価項目の妥当性が問題となってきた。筆者らが使用する発達評価項目は約40年前の調査で使用された項目群を基にして,現代の子どもの実態に沿うように項目を変更,改良したものであった。そこで,本研究では筆者らが用いてきた発達評価の項目の妥当性について検討を行った。具体的には,同一の子どもについて2名の評定者が独立に評定した場合の評定の一致率を分析した。その結果, 2名の独立した評定者が評定した場合にも評定の一致度が高い項目が大半を占めることが示された。一方,一致度の低い項目は2項目のみであった。したがって,これらの発達評価項目は子どもの発達の実態をかなり正確に反映しており,発達評価項目の妥当性が保証されたと言えよう。第10巻,p.163-171 |