カザマ フミアキ
Fumiaki Kazama
風間 文明 所属 十文字学園女子大学 教育人文学部 心理学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03/28 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 放課後児童支援員のストレスが職業的自尊心、生きがい感に及ぼす影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 十文字学園女子大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 十文字学園女子大学 |
巻・号・頁 | 53,1-15頁 |
総ページ数 | 15 |
担当範囲 | 第一著者 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 風間文明・布施晴美・加藤陽子・長田瑞恵・平田智秋・安田哲也 |
概要 | 放課後児童クラブ(学童保育)で働く放課後児童支援員のストレスの構造を明らかにし、職務に対する誇りややりがいへの影響を明らかにするために質問紙調査を行った。質問内容は、独自に作成した放課後児童支援員のストレス尺度、職業的自尊心、天職観、生きがい感の各尺度であった。放課後児童支援員262名からの回答を分析した結果から、放課後児童支援員のストレスは、「施設内の人間関係の問題」、「保護者との葛藤」、「能力・知識の不足感」、「給与・待遇の問題」、「子ども理解・対応の難しさ」、「仕事の多さと時間の欠如」、「小学校との連携の困難」、「施設や設備の不備・不足」の8因子から構成されることが明らかになった。さらに、同じ施設の支援員同士の関係がよくないこと、支援員として自信が持てないこと、給与や労働時間などの職場環境の悪さが、職業的自尊心や生きがい感を低下させていることが示された。また、施設や設備に対する不満があると、むしろ天職観や生きがい感が高まることも示された。 |