ナガタ ミズエ
Mizue Nagata
長田 瑞恵 所属 十文字学園女子大学 教育人文学部 幼児教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | 育児中の養育者の子どもへの働きかけの内容と育児意識―自身の母親からの伝承の有無との関連から― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 十文字学園女子大学紀要 |
担当範囲 | 48(1),15-31.,研究計画の立案とデータの分析・論文執筆を担当 |
著者・共著者 | 長田瑞恵・西脇二葉・渡邊孝枝・横井紘子・薮崎伸一郎・鈴木晴子 |
概要 | 本研究は、育児中の養育者が乳幼児に対して行うあやし行動について、3つの目的に焦点を当てて検討を行った。その結果、以下の3点が明らかとなった。(1)育児中の養育者は既存の歌を育児に取り入れている者が多く、それ以外にも、育児語やオリジナルなフレーズなど、様々な視聴覚的コミュニケーションの手段を取り入れている養育者が多かった (2)現在養育中の回答者の母親から受けた視聴覚的コミュニケーションによる働きかけの内容や量は、養育者の自分の子どもへの視聴覚的コミュニケーションの内容や量と類似していた。(3) 現在の視聴覚的コミュニケーションを多く使用する養育者は、相対的に育児不安が強く、子育てに自信がないことが示された。第3の点については、視聴覚的コミュニケーションが育児不安を引き起こしているのではなく、育児不安が強いがゆえに「もっとできることはないか」という動機づけにつながり視聴覚的コミュニケーションを取り入れる工夫につながっていると解釈された。以上の結果を踏まえ、今後の課題について考察した。48(1),15-31.,研究計画の立案とデータの分析・論文執筆を担当 |