ヤマモト シゲル
Shigeru Yamamoto
山本 茂 所属 十文字学園女子大学大学院 研究科 食物栄養学専攻 十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1969 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | バランスされたアミノ酸混合飼料投与後の 白ネズミの組織遊離アミノ酸濃度および C14-スレオニンの体タンパク質へのとりこみ(第1 報) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 栄養と食糧 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 22,102-106頁 |
著者・共著者 | 著者:野田克彦、守時圭子、山本 茂、吉田 昭 |
概要 | ラットに1日1回1時間だけ食餌を与える訓練を2週間行い、最後の日に15%の要求量の割合に混合したアミノ酸混合物を含む食餌を与えた後各臓器中の遊離アミノ酸の変動を経時的に追跡した。血中遊離アミノ酸は食餌摂取によって上昇し、8~12時間後に最高値に達し24時間でもとのレベルへ帰った。変動の大きなアミノ酸はスレオニン、リジン、アラニンなど、小さなものはイソロイシン、ヒスチジン、アルギニンなどであった。各アミノ酸は必ずしも要求量の割合に従って一様に上昇するのではなく、個々のアミノ酸によって大きな差が認められた。従って血中遊離アミノ酸の変動から食品中の制限アミノ酸順位を決定するのには以上の事実を考慮する必要のあることが示された。肝臓および筋肉中の遊離アミノ酸量は血中とは逆に摂食によって低下し、その割合は肝臓において大きくまた長かった。研究計画、実施、データ処理、論文作成などを担当した。 |