タカダ ケント
Kento Takada
髙田 健人 所属 十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 講師 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/12 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 介護保険施設等における栄養ケア・マネジメントの実態 インタビュー調査から見えてきた令和3年度介護報酬改定による効果と今後の課題(原著論文) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本健康・栄養システム学会誌 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 22(2),31-42頁 |
著者・共著者 | 榎 裕美, 苅部 康子, 谷中 景子, 堤 亮介, 長谷川 未帆子, 田中 和美, 高田 健人, 古明地 夕佳, 岡本 節子, 遠又 靖丈, 長瀬 香織, 加藤 すみ子, 大原 里子, 小山 秀夫, 杉山 みち子, 三浦 公嗣 |
概要 | 目的:栄養マネジメント強化加算による栄養ケア・マネジメントの体制と取り組み、併設の通所サービスおよび認知症グループホームにおける管理栄養士の関わり等について、インタビュー調査を実施し、今後の栄養ケア・マネジメントの推進および質の向上についての課題の整理を行うことを目的とした。方法:対象は、良好な栄養ケア・マネジメントの取り組みが為されている特別養護老人ホーム5施設、老人保健施設5施設に所属する常勤の管理栄養士(責任者)とした。インタビューガイドを用いたWEBインタビューを行い、逐語録から概要表を作成した。結果:栄養マネジメント強化加算は、経営面および実務を担う管理栄養士から高く評価され、多職種による週3回以上のミールラウンドは、多職種間の連携が強化されていた。認知症グループホームにおける栄養管理体制加算算定は、職員の意識付けとなっていた。見えてきた課題として、介護支援専門員との連携不足、介護保険サービスにおける管理栄養士の人材確保および人材育成が挙げられた。結論:令和3年度介護報酬改定は、あらゆる側面で、栄養ケア・マネジメントの向上に寄与していた一方で、人材育成などの喫緊の課題も明らかとなった。(著者抄録 |