ヤマモト シゲル
Shigeru Yamamoto
山本 茂 所属 十文字学園女子大学大学院 研究科 食物栄養学専攻 十文字学園女子大学 人間生活学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1976 |
形態種別 | 研究論文 |
標題 | タンパク質の摂取レベルによる14C-リジンの体成分へのとりこみとタンパク質の利用効率の変動について |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 必須アミノ酸研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 68,8-10頁 |
著者・共著者 | 著者:井上五郎、山本 茂 |
概要 | たんぱく質の利用効率は摂取量が維持レベル以下の時でも維持レベル以上の時と同様にたんぱく質の摂取に応じて変化することが明らかとされたが、体内におけるたんぱく質利用のどのような変化に基づくのかを明らかにするため、色々なたんぱく質で飼育した成熟シロネズミのwhole bodyで14C-Lysの取り込みを検討した。たんぱく質摂取の低下、あるいはエネルギー摂取の増大につれて、たんぱく質の利用効率が高まるという事実は、食事性アミノ酸のエネルギーへの転換抑制、及び臓器のたんぱく質、遊離アミノ酸分画への食事性のたんぱく質の取り込みの増大の結果と考えられる。しかし、14C-Lysの体制分への取り込みでは、生物価に見られるような維持レベル以下での差と同じような減少は見られなかったので、引き続いて一旦体成分に取り込まれた14C-Lysの保留の面を検討する。研究計画、実施、データ処理、論文作成を担当した。 |